高配当株を自分で管理したい!割安&買い場な銘柄を一目で判別したい!
そんなあなたに届けたい。
米国株・日本株とも、証券コードを入れれば、自動で現在の株価を取得できるように設定できます。
私自身、配当金を管理するアプリを使っていましたが、配当金は集計できるけど買い場は判別できないことに不満を感じ、Googleスプレッドシートで管理をはじめました。
ExcelじゃないのはOfficeにお金を払うのがもったいないので、無料のGoogleスプレッドシートでいいやというだけの理由です。
☟この記事を読めば以下のことがわかります。
- 米国株:現在の株価を自動で取得する方法
- 日本株:現在の株価を自動で取得する方法
- 現在の為替レート(ドル円)を自動で取得する方法
- ☝を使って自動買いアラートを設定する方法
- 無料サンプル配布
その前に「お前誰やねん!」って感じだと思うので、ちょこっとプロフィールだけ載せておきます。
はじめに
そもそも、この記事を書こうと思ったきっかけですが、自分自身のXでのポストが100万バズしたことで
Googleスプレッドシートで管理って結構需要あるんだ…
と思ったことにあります。
Googleスプレッドシートで最新の株価を自動取得できる方法調べた🥳
— なまけねこ🐱お仕事限界OL (@qj2mRzoMSa7yxwP) November 21, 2023
配当利回り出して目標利回りになったら買って…って脳死でできるじゃん!!
困ってる方いればぜひ🌸
米国株は
=GOOGLEFINANCE(B100,”price”)
※B100はHDVみたいな米国株の呼称を入力したセル
日本株は長いので続き⇩ pic.twitter.com/7kU8kDMzGG
このあと記載する米国株の株価取得の方法もまんまこのポストのままですので、それだけ知りたいという方はこのポストで十分だと思います。
もう少し詳しく知りたい!という方は、以下の目次から気になる項目をご確認ください。
米国株:Googleスプレッドシートで現在の株価を自動取得する方法
- =IFERROR(GoogleFinance(銘柄コード,”price”))
- 銘柄コードは「VYM」「NVDA」のようなアルファベット3,4文字
Excelに関数があるように、Googleスプレッドシートにも使える関数がたくさんあります。
なかでもFinance系の関数は超便利。
”price”は「現在の株価」を示していて、銘柄コードを入れるだけで簡単に自動取得できます。
残念ながら今のところ日本株には対応していません。
松井証券のNISA~100円から始められる~日本株:Googleスプレッドシートで現在の株価を自動取得する方法
- =IMPORTXML(CONCATENATE(“https://kabutan.jp/stock/?code=”,銘柄コード),”//*[@id=’kobetsu_left’]/table[1]/tbody/tr[4]/td[1]”)
- 銘柄コードは「1234」のような数字4文字
スクレイピングという方法で、Webサイトから大量の情報を自動的に抽出する手法です。
上のややこしいコードは、どのサイトのどの銘柄のどこにある情報をとってくるのか、ということを指定していて、「株探」という株式情報サイトからデータを取ってきています。
あまりにたくさん引っ張ってくると元サイトが重くなったりずれたちする可能性があるので、大量には引っ張ってこれないようになっています。
あまりに大量のコードを入力すると元サイトのサーバーに負荷をかけてしまうことになるので、エラーがかかって参照できなくなります。
あくまで個人用の使用にとどめていただくようよろしくお願いします。
Googleスプレッドシートで現在の為替レート(ドル円)を自動取得する方法
- =GOOGLEFINANCE(“CURRENCY:USDJPY”)
たったこれだけ!
自動で今の為替を出すことができます。
為替レートは米国株の配当金を円に換算して表示するために使っています。
なまけねこのリアル持ち株を知りたい!という方は以下の記事も見てみてね!
Googleスプレッドシートで買いアラートを作ってみた
- 現在の利回り = 年間配当金 / 現在の株価
- 目標利回りを設定
- 現在利回りと目標利回りの「差引」の大きさでカラースケールを設定(現在利回りが目標利回りより高い場合赤色、逆の場合緑色がつくように)
(個人的に思う)高配当株で勝つために大切なことは
「1.良い銘柄を 2.安く買って 3.長期間持ち続けること」です。
買いアラートを作成することで、2.の判断を効率的に行うことができます。
あらかじめ目標利回りを設定しておくことで、いちいちチャートを確認したり、利回りを確認したりと、買う前の判断に必要な時間を省くことができます。
銘柄管理用Googleスプレッドシート、無料サンプル配布
「もう数式とかややこしい!サンプルだけくれ!」という方は以下リンク先にGoogleスプレッドシートのサンプルがありますのでご使用ください☟
- 入力が必要な箇所:黄色のセル
- 銘柄コード(C列)
- 持ち株数(F・G列)
- 年間配当金(H列)
- 目標利回り(K列)
- 買いアラートの見方
- 目標利回りと現在の利回りの「差引」(L列)が赤くなっていれば買い場!
サンプルをダウンロードして、じゃんじゃんご自身の好きなようにカスタマイズして、銘柄分析にご活用ください!
Googleスプレッドシートで管理、最初はめんどくさい気がしますがだんだん楽しくなってきますよ( ˘ω˘ )
ようこそ!銘柄分析の沼へ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
自分で高配当株の銘柄分析をしたい!一瞬で買い場を判別できるシートが欲しい!
という軽い気持ちから作ってみたGoogleスプレッドシート。
いつのまにか配当金や現在の利回りの確認が楽しくて仕方なくなりました。
監視銘柄を増やしたり、買い場の前に買うべき優良銘柄を発掘する「優良株スカウター」なるものも作ってみたいなと試行錯誤中です。
少しでもお役に立っていれば幸いです!
この記事のまとめはこんな感じ!☟
- 自動で株価を取得する方法
- 米国株:=IFERROR(GoogleFinance(銘柄コード,”price”))
- 日本株:=IMPORTXML(CONCATENATE(“https://kabutan.jp/stock/?code=”,銘柄コード),”//*[@id=’kobetsu_left’]/table[1]/tbody/tr[4]/td[1]”)
- 買いアラートを作るには
- 自動で取得した株価、予想配当金から現在の利回りを算出
- 自分で買いたいと思う目標利回りを設定する
- スケールカラー設定で自動で色がつくように設定(目標利回りを現在の利回りが上回れば赤く色がつくようにする)
- Googleスプレッドシートで管理するメリットとデメリット
- メリット:自動で株価を取得してくれるので入力の手間が省ける、自分の買いたい利回りを設定しておけばすぐ買い場を判別できる、好きな形式にカスタマイズできる
- デメリット:読み込みに時間がかかる、たまに数式がエラーになる、管理がめんどくさい
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは、またどこかで👐
なまけねこは日本株・米国株・投資信託・米国ETF・J-REIT・仮想通貨などなど色々手を出していますが、株以上に爆上がりしているのが仮想通貨!
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