今回は「三太郎」のCMで有名な大手優良企業KDDIの株について、実際に高配当株投資をしているなまけねこなりに財務分析してみました。
71銘柄の日本株に投資していて、14%以上利益が出てるよ～
KDDIの株は買う価値があるの？
買う価値があっても割高な時には買いたくない！
というあなたの投資判断の一助になれば幸いです。
なまけねこ自身もKDDIの株をネオモバイル証券で1株ずつ買っています:-)
日々買った銘柄についてはツイッターで発信しています。
この記事はこんな方にオススメ！
- KDDIの株を買うべきか迷っている方
- KDDIの株が割安なのか知りたい方
- 配当金投資に興味がある方
- KDDIは株主にやさしい？
- 配当利回り
- 一株配当
- 配当性向
- 自社株買い
- KDDIは買う価値のある会社？
- 売上高
- 営業利益
- 営業利益率
- 営業活動によるCF（キャッシュフロー）
- EPS（一株当たり当期純利益）
- 自己資本比率
- 現金等
- 今のKDDIの株価は割安？
- PER（株価収益率）
- ROE（自己資本利益率）
- ROA（総資産利益率）
- まとめ：結局どうなん？
以下の情報はIRバンクを参考にしています。
- 一株配当
2010~2023年までの配当金の推移はこちら。
右肩上がりで配当金が増えている＋増配幅が大きいですね。
コロナ禍でも毎年5円、10円の上げ幅は株主に還元しようという気概を感じます！
- 配当利回り
配当利回りはだいたい2~3%前後です。
増配しているためか、最近は配当利回りが高くなっているようですね。
なまけねこはだいたい3.3％前後になると、安い！と思って買っています。
- 配当性向
配当性向は30％前後を目安にしています。60％を超えると要注意！
配当性向は20~40％、妥当な水準ですが、だんだん配当性向が高くなっているのが気になりますね。
今後50％、60%とどんどん高くなっていった場合、短期的には株主のために見えますが、長期保有を目的としているなまけねこからすると事業への投資が減っているということになるので嬉しくないですね。
- 自社株買い
多少波があるものの、おおむね株主に還元する傾向があると言えそうです。
複数の会社に分散投資するうちの１銘柄として入れるのはおすすめ！
なまけねこの優良株リスト上位の銘柄です！
- 売上高
会社が提供したすべての売上が営業収益です。（無形のモノやサービスの売上を含む）対して、営業収益のうち有形のモノの売上を売上高と言います。
NTTと同じく2010年以降、順調に売上を伸ばしていることが分かります。
NTTの営業収益10兆円に比べて2番手と言われるKDDIはその約半分の5兆円のようです。
- 営業利益
順調に営業利益を伸ばし、毎年1兆円以上の営業利益があるようです。
NTTも毎年営業利益が1兆円ほどなので、営業収益のわりに利益率が高い経営をしています。
- 営業利益率
営業利益の額を売上高で割ったものが営業利益率です。業種によっても異なりますが、一般的に営業利益率が10%以上あれば優良企業と見ていいと思います。
営業利益率は20％近くあるというのは素晴らしいですね…！
超優良企業と言えそうです。
- 営業活動によるCF（キャッシュフロー）
CFは”お金の流れ”です。ある特定の期間でどれだけお金が出て行って、どれだけ入ってきたかを示しています。実際にモノやサービスを販売してから売上金をもらうまで時差が生じので、営業活動によるCFの赤字が続くと売上はあるのに倒産する場合があります。
営業活動によるCFも毎年大黒字！文句なしですね！超安泰です！
- EPS（一株当たり当期純利益）
EPSも順調に増加しています。
1株あたりの純利益が増えるということは、その利益の中から出る配当金も増える可能性が高いということですね！
KDDI愛してる！一生ついていきます！
- 自己資本比率
会社の資本のうち、人に返す必要のない自分のお金でどれだけまかなえているかということを示しています。目安としては30%以上で投資適格、60%を超えると優良企業だと判断しています。
おおむね45～55％程度なので、自己資本比率は高め、投資対象として安全と言えそうです。
ただし15年間の推移を見ると少しずつ自己資本比率が下がってきています。
投資を増やして成長していってくれればいいのですが…注意して見ていく必要がありますね。
- 現金等
現金が多い”キャッシュリッチ”な企業は不況や会社の売上が良くない時でも耐えることができます。
現金がないと借金して自転車操業になって倒産する恐れがあります。
2021年、2022年で大幅に現金比率を上げているのが分かります。
コロナや世界情勢の不安定感から、なにかあっても大丈夫なように対策しているのでしょうか。
信頼できる企業ですね。
- PER（株価収益率）
一般的にはPERが15倍より高ければ割高、15倍より低ければ割安と見なされます。
10～13倍程度なのでわりと常に割安なような…？
長期間増配傾向で株価も安定的に伸びているということもあり、「安い！」と感じたらちょくちょく買っていくのがおすすめ◎
- ROE（自己資本利益率）
一般的にはROEが8~10％より高ければ優良企業だと見なされます。
自己資本利益率は10～15％、花丸ですね◎
- ROA（総資産利益率）
一般的にはROAが5%以上の場合、優良企業と言われています。
５～8％と、資産を有効活用して利益を出している優良企業です。
NTTが5％以下であるのに比べると、効率的な経営をしていると言えそうです。
KDDIはまず間違いなく優良株です！
業界最大手のNTTよりも効率的な経営を続けていること、長期的に増配傾向＋増配幅が大きいという点で、安心しておすすめできる投資先です。
なまけねこは配当利回り3.3%あたりのタイミングでポチポチ購入しています。
興味がでたら、KDDIの株買ってみてね～
なまけねこが実際に買っている銘柄一覧はこちら☟
日本株最高値更新！まだ割安な高配当株はある？なまけねこのリアルおすすめ＆持ち株を紹介◎
ほかの企業の財務分析はこちら☟
【高配当株投資】NTT株への投資は儲かる？損する？IRバンクで財務チェックしてみた
【高配当株投資】積水ハウスの株は儲かる？損する？IRバンクで財務状況チェックしてみた
ツイッターで日々買った銘柄を発信しています☟
