タイのビザの種類を徹底解説|観光・移住・ノマドビザの違いと申請方法

🕒 最終更新日:2026年2月28日

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タイに行くとき

なまけねこ
なまけねこ

ビザって必要なの?

と思ったことはありませんか?

短期旅行であればビザなしで入国できるので、旅行者の多くはビザをあまり意識しません。

しかし長期滞在・就労・移住・ノマドワークとなると話は別です。

目的に合ったビザを正しく取得しないと、オーバーステイや不法就労などの深刻なトラブルに発展することがあります。

正直なところタイのビザ制度は複雑でわかりにくいです。

種類が多く、条件・料金・申請方法がそれぞれ異なるため、初めて調べる方は混乱してしまいがちです。

この記事では、タイのビザの種類・特徴・申請方法をバンコク在住者がわかりやすく解説します。

旅行者から移住検討者・ノマドワーカーまで、目的別に必要なビザの情報をまとめているのでぜひ最後まで読んでみてください。


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\\\ 旅系ブロガー! ///

ただの20代女性。元会社員。

現在は休職してバンコクに住んでいます。タイ内外問わず放浪。

国内47都道府県を大学時代に制覇。海外14か国。

毎日おもしろいことはないかなーと探し中。

好きなこと:旅行・登山・食べること・お笑い


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1. はじめに|タイのビザは目的によって全然違う

タイのビザを理解するうえで最初に把握しておくべきことがあります。

それは「タイのビザは滞在目的によって全く異なる」ということです。

タイ入国の3つのパターン

タイへの入国は大きく3つのパターンに分かれます。

パターン対象滞在可能期間
ビザなし入国(visa exemption)短期旅行者30日(陸路は15日)
ビザオンアライバル(VOA)観光目的の旅行者30日
各種ビザ取得長期滞在・就労・移住などビザの種類による

日本国籍を持つ旅行者はビザなしでタイに入国できます。

空路からの入国であれば30日間の滞在が認められているので、短期旅行であればビザは必要ありません。

ビザが必要になるのはどんな場合か

以下のケースではビザの取得が必要または推奨されます。

□ 30日以上タイに滞在したい
□ タイで就労・ビジネス活動をしたい
□ タイに移住・長期滞在したい
□ タイで学校・語学学校に通いたい
□ タイでノマドワークをしたい
□ タイでリタイアメント生活を送りたい
□ タイ人と結婚・家族滞在したい

これらに当てはまる場合は目的に合ったビザを取得する必要があります。

ビザなし入国の注意点

ビザなしでの入国は便利ですが、いくつかの注意点があります。

① 30日を超える滞在はオーバーステイになる

ビザなし入国の滞在期限は原則30日です。

延長を希望する場合はタイ国内のイミグレーションオフィスで1回のみ30日の延長申請ができます。

それ以上の滞在はオーバーステイとなり、罰金・強制送還・入国禁止などの厳しいペナルティが課せられます。

② ビザランは推奨しない

以前はビザなし入国の期限が近づくと隣国に出国してすぐに再入国する「ビザラン」という方法が広く行われていました。

しかし現在タイ当局はビザランを繰り返す旅行者に対して入国拒否をするケースが増えています。

長期滞在を希望する場合は正規のビザを取得することを強くおすすめします。

③ ビザなし入国中の就労は不法就労になる

ビザなし入国中にタイ国内で報酬を得る活動は、リモートワークを含めて原則として不法就労に該当する可能性があります。

就労・ビジネス活動を行う場合は適切なビザとワークパーミット(労働許可証)を取得してください。

タイのビザ制度の全体像

タイのビザは大きく以下のカテゴリーに分類されます。

カテゴリー主な用途
観光ビザ(TR)観光目的の長期滞在
ノンイミグラントビザ就労・ビジネス・留学・結婚など
LTRビザ富裕層・ノマド・リタイア向けの長期滞在
タイランドエリートビザ長期滞在特権ビザ


2. タイのビザの種類一覧

タイのビザは種類が多く複雑に見えますが、目的別に整理するとわかりやすくなります。

まず全体像を把握してから、自分に必要なビザを選びましょう。

タイのビザ種類一覧

ビザの種類記号主な用途滞在期間
ビザなし入国短期観光30日
観光ビザTR観光目的の長期滞在60日(延長で90日)
ノンイミグラントBNon-B就労・ビジネス90日〜1年
ノンイミグラントEDNon-ED留学・語学学校90日〜1年
ノンイミグラントONon-O家族滞在・ボランティア90日〜1年
ノンイミグラントOANon-OAリタイアメント(50歳以上)1年(更新可)
LTRビザLTR富裕層・ノマド・リタイア10年
タイランドエリートビザ長期滞在特権5〜20年

目的別ビザ選びガイド

自分の目的に合ったビザを選ぶための早見表です。

目的おすすめのビザ
旅行・観光(30日以内)ビザなし入国
旅行・観光(30日以上)観光ビザ(TR)
タイ企業への就職ノンイミグラントB
自分の会社を設立するノンイミグラントB
語学学校・留学ノンイミグラントED
タイ人配偶者がいるノンイミグラントO
50歳以上でリタイア移住ノンイミグラントOA
ノマドワーク・デジタルノマドLTRビザ(WFT)
富裕層・投資家LTRビザ・タイランドエリート

各ビザの特徴

① ビザなし入国

日本国籍保持者は空路から入国する場合30日間ビザなしで滞在できます。

短期旅行者には最も手軽な入国方法です。

② 観光ビザ(TR)

60日間の滞在が可能で、さらに30日の延長申請ができるため最長90日間タイに滞在できます。

長めの旅行やタイ移住前の下見に適しています。

③ ノンイミグラントビザ

就労・留学・家族滞在・リタイアメントなど長期滞在の目的別に細かく分類されています。

タイで生活する外国人が最もよく使うビザのカテゴリーです。

④ LTRビザ(長期滞在ビザ)

2022年にタイ政府が導入した新しいビザです。

最長10年間の滞在が可能で、ノマドワーカー・富裕層・リタイア層をターゲットにしています。

条件を満たせば非常に使いやすいビザです。

⑤ タイランドエリートビザ

タイ政府が提供する有料の長期滞在特権ビザです。

一定の費用を支払うことで5〜20年間の滞在が可能になります。

条件が少なく手続きが比較的シンプルなのが特徴です。

どのビザを選べばいいかわからない場合

ビザの種類が多くてどれを選べばいいかわからない場合は以下のフローで考えてみてください。

タイに行く目的は?

・ 旅行・観光
– 30日以内 → ビザなし入国
– 30日以上 → 観光ビザ(TR)

・仕事・ビジネス
– タイ企業に就職 → ノンイミグラントB
– ノマドワーク → LTRビザ(WFT)

・留学・語学学校
– ノンイミグラントED

・家族・結婚
– ノンイミグラントO

・移住・長期滞在
– 50歳以上 → ノンイミグラントOA
– 富裕層・投資家 → LTRビザ・タイランドエリート



3. 観光ビザ|旅行者が知っておくべき基本

旅行目的でタイに30日以上滞在したい場合に必要になるのが観光ビザ(TR)です。

ビザなし入国との違い・取得方法・注意点を解説します。

観光ビザの基本情報

項目内容
ビザの種類観光ビザ(TR)
滞在可能期間60日(延長で最長90日)
有効期間発行から3ヶ月以内に入国
入国回数シングル(1回)またはマルチプル(複数回)
料金シングル約3,000〜5,000円・マルチプル約10,000円
申請場所在日タイ王国大使館・領事館

ビザなし入国との違い

項目ビザなし入国観光ビザ(TR)
滞在期間30日60日(延長で90日)
費用無料3,000〜10,000円
申請の手間なし事前申請が必要
延長1回30日まで1回30日まで
再入国毎回30日シングル・マルチプルを選択

観光ビザが必要なケース

□ タイに60日以上滞在したい
□ 語学学校に通いながら観光したい
□ タイ移住前に長めの下見をしたい
□ タイでゆっくり生活を体験してみたい
□ ビザランを繰り返すリスクを避けたい

申請に必要な書類

観光ビザの申請に必要な書類は以下の通りです。

□ パスポート(有効期限6ヶ月以上・査証欄の余白2ページ以上)
□ パスポートのコピー
□ 証明写真(4×3cm・白背景・3ヶ月以内撮影)
□ ビザ申請書(大使館の公式サイトからダウンロード)
□ 残高証明書(20,000バーツ以上の預金残高)
□ 往復航空券または旅程表
□ ホテルの予約確認書
□ ビザ申請料金

書類の要件は変更になることがあるので、申請前に必ず在日タイ王国大使館の公式サイトで最新情報を確認してください。

申請の流れ

① 必要書類を準備する

上記の書類を漏れなく準備します。

残高証明書は銀行窓口で発行してもらうのに数日かかることがあるので、余裕を持って準備してください。

② 大使館・領事館に申請する

在日タイ王国大使館(東京)または領事館(大阪・福岡・札幌・名古屋)に書類を提出します。

郵送申請に対応している場合もあります。

申請場所所在地
タイ王国大使館東京都品川区上大崎3-14-6
タイ王国総領事館(大阪)大阪府大阪市北区中之島2-3-18
タイ王国総領事館(福岡)福岡県福岡市中央区桜坂3-12-42

③ 審査・ビザ発行

申請から発行までは通常3〜5営業日程度かかります。

繁忙期は時間がかかることがあるので、出発の2〜3週間前には申請しておくのが安全です。

④ タイ入国

ビザが発行されたらパスポートに貼付されたビザを確認して入国します。

入国時にイミグレーション担当官にパスポートを提示するだけで手続きは完了です。

タイ国内での延長申請

観光ビザで入国後、さらに30日間延長したい場合はタイ国内のイミグレーションオフィスで延長申請ができます。

項目内容
延長可能期間30日
延長料金1,900バーツ
申請場所各府のイミグレーションオフィス
必要書類パスポート・写真・申請書・延長料金
申請タイミング滞在期限の前日までに申請

バンコクのイミグレーションオフィスはチャンワタナ(Government Complex)が最も有名です。

混雑していることが多いので朝早めに行くことをおすすめします。

マルチプルエントリー観光ビザについて

観光ビザにはシングルエントリーのほかにマルチプルエントリー(METV)があります。

有効期間内であれば何度でもタイに入出国できるビザで、有効期間は6ヶ月です。

項目シングルマルチプル
入国回数1回何度でも可
料金約3,000〜5,000円約10,000円
有効期間3ヶ月6ヶ月
おすすめ1回の長期滞在タイを拠点に近隣国を旅行したい人

タイを拠点にしながら近隣国(カンボジア・ラオス・マレーシアなど)を旅行したい方にはマルチプルエントリービザが便利です。


4. ノンイミグラントビザ|長期滞在・就労・留学に必要なビザ

タイで働く・学ぶ・家族と住む・リタイアするなど、

観光以外の目的で長期滞在する場合に必要なのがノンイミグラントビザです。

目的別に種類が細かく分かれているので、自分に該当するビザを確認してください。

ノンイミグラントビザの種類一覧

種類用途主な対象者
Non-B就労・ビジネスタイ企業への就職・自営業・会社設立
Non-ED教育・留学語学学校・大学・各種学校への在籍
Non-O家族・ボランティアタイ人配偶者・家族の帯同・ボランティア
Non-OAリタイアメント50歳以上の長期滞在
Non-B(BOI)投資・ビジネスBOI認定企業への就労

① ノンイミグラントBビザ(就労・ビジネス)

タイで就労・ビジネス活動を行うために必要なビザです。

タイ企業に就職する場合・自分で会社を設立する場合・ビジネス交渉のために長期滞在する場合に取得します。

項目内容
滞在期間90日(1年ビザに切り替え可能)
ワークパーミット別途取得が必要
申請場所在日タイ王国大使館または国内イミグレーション
料金約6,000〜8,000円

重要:ノンBビザだけでは就労できません。

ノンBビザを取得しても、それだけではタイでの就労は認められません。

別途ワークパーミット(労働許可証)の取得が必要です。

ワークパーミットなしでの就労は不法就労となり、罰金・強制送還のリスクがあります。

申請に必要な主な書類

□ パスポート
□ 証明写真
□ 申請書
□ 雇用主からの招聘状(英文)
□ 会社の登記証明書(英文)
□ 雇用契約書
□ 学歴・職歴証明書

② ノンイミグラントEDビザ(教育・留学)

タイの学校・大学・語学学校に在籍する際に必要なビザです。

学生ビザとも呼ばれます。

項目内容
滞在期間90日(在籍中は更新可能)
対象認可された教育機関への在籍者
申請場所在日タイ王国大使館または国内イミグレーション
料金約6,000〜8,000円

語学学校とEDビザについて

バンコクには日本人向けのタイ語語学学校が多数あります。

語学学校に入学することでEDビザを取得・維持できるため、語学学習を目的とした長期滞在者に人気の方法です。

ただし学校への出席が求められるので注意してください。

申請に必要な主な書類

□ パスポート
□ 証明写真
□ 申請書
□ 在学証明書・入学許可書(学校発行・英文)
□ 学校の認可証明書

③ ノンイミグラントOビザ(家族滞在・ボランティア)

タイ人配偶者がいる方・タイ駐在の日本人配偶者がいる方・タイ国籍の子どもを持つ方・ボランティア活動を行う方が取得するビザです。

ほとんどの駐在妻はノンイミグラントOビザです。

項目内容
滞在期間90日(1年ビザに切り替え可能)
主な対象タイ人との婚姻・家族帯同・ボランティア
申請場所在日タイ王国大使館または国内イミグレーション
料金約6,000〜8,000円

タイ人配偶者がいる場合の年次更新

タイ人配偶者がいる場合、ノンOビザを取得後に1年ごとの更新が可能です。

更新時には夫婦関係を証明する書類・財政証明などが必要になります。

申請に必要な主な書類(婚姻の場合)

□ パスポート
□ 証明写真
□ 申請書
□ 婚姻証明書(英文・タイ語)
□ タイ人配偶者のタイ国民IDカードコピー
□ 残高証明書

④ ノンイミグラントOAビザ(リタイアメント)

50歳以上の方がタイで退職後の生活を送るためのビザです。

リタイアメントビザとも呼ばれます。

項目内容
対象年齢50歳以上
滞在期間1年(更新可能)
財政要件タイの銀行口座に80万バーツ以上の預金
就労不可
申請場所在日タイ王国大使館または国内イミグレーション
料金約6,000〜8,000円

財政要件について

リタイアメントビザの取得・更新にはタイの銀行口座に80万バーツ(約320万円)以上の預金残高が必要です。

または月収65,000バーツ(約26万円)以上の収入証明でも代替できます。

申請に必要な主な書類

□ パスポート
□ 証明写真
□ 申請書
□ 残高証明書(80万バーツ以上)
□ 健康保険証明書
□ 犯罪歴がないことの証明書

ノンイミグラントビザの共通注意点

① 90日レポートの提出が必要

ノンイミグラントビザで滞在している場合、90日ごとにイミグレーションオフィスへの在籍報告(90日レポート)が義務付けられています。

オンラインでの手続きも可能ですが、システムが不安定なことがあるので余裕を持って手続きすることをおすすめします。

② 年次更新が必要

ほとんどのノンイミグラントビザは1年ごとの更新が必要です。

更新時には最新の必要書類を揃えてイミグレーションオフィスに申請します。

期限を過ぎるとオーバーステイになるので、更新期限をカレンダーに必ず登録しておいてください。

③ ビザの種類変更はタイ国内でできる場合がある

観光ビザやビザなし入国でタイに滞在中に、ノンイミグラントビザへの変更が必要になった場合、タイ国内のイミグレーションオフィスで手続きできる場合があります。

ただしすべてのケースで対応できるわけではないので、事前にイミグレーションオフィスに確認することをおすすめします。


5. LTRビザ(長期滞在ビザ)|ノマド・リタイア・富裕層向けの新ビザ

2022年にタイ政府が導入したLTRビザ(Long-Term Resident Visa)は、従来のビザ制度にはなかった画期的なビザです。

最長10年間の滞在が可能で、ノマドワーカー・富裕層・リタイア層・専門職に特に注目されています。

LTRビザとは?

LTRビザはタイ政府が外国人の長期滞在・投資・人材誘致を目的として2022年9月に導入した新しいビザ制度です。

従来のビザと比べて以下の点が大きく異なります。

項目従来のビザLTRビザ
滞在期間最長1年(更新が必要)最長10年(5年+5年更新)
90日レポート必要年1回に緩和
ワークパーミット別途取得が必要デジタルノマドは不要な場合も
申請窓口大使館・イミグレーションBOI(タイ投資委員会)

LTRビザの4つのカテゴリー

LTRビザは対象者によって4つのカテゴリーに分かれています。

① Wealthy Global Citizen(富裕層向け)

項目条件
資産要件100万米ドル以上の資産
収入要件年間80,000米ドル以上
タイへの投資50万米ドル以上の投資
対象者高資産の富裕層

② Wealthy Pensioner(富裕層リタイア向け)

項目条件
年齢要件50歳以上
収入要件月収80,000バーツ以上の年金・収入
資産要件25万米ドル以上の資産
対象者資産を持つリタイア層

③ Work-From-Thailand Professional(ノマドワーカー向け)

デジタルノマドやリモートワーカーを対象としたカテゴリーです。

タイ国外の企業・クライアントから収入を得ている方が対象です。

項目条件
収入要件過去2年間の平均年収80,000米ドル以上
雇用形態タイ国外の企業・クライアントからの収入
職歴要件5年以上の職歴
対象者リモートワーカー・フリーランサー・デジタルノマド

④ Highly Skilled Professional(高度専門職向け)

項目条件
収入要件月収80,000バーツ以上
対象分野ターゲット産業(医療・デジタル・環境等)
雇用条件タイ国内外の企業への就労
対象者特定分野の高度専門職

LTRビザのメリット

① 最長10年の長期滞在が可能

従来のビザは毎年更新が必要でしたが、LTRビザは5年間有効で条件を満たせばさらに5年更新できます。

長期的な安定した滞在が実現します。

② 90日レポートが年1回に緩和

通常のビザでは90日ごとにイミグレーションへの報告が義務付けられていますが、LTRビザでは年1回に緩和されています。

手続きの手間が大幅に減ります。

③ 個人所得税の優遇措置

LTRビザ保持者はタイ国外からの所得に対する個人所得税が優遇される場合があります。

詳細は税理士・専門家への相談をおすすめします。

④ 配偶者・子どもへのビザも付与

LTRビザを取得すると配偶者と子ども(20歳未満)も同じカテゴリーのビザを取得できます。

家族でのタイ移住がスムーズになります。

LTRビザの申請方法

LTRビザはBOI(タイ投資委員会)を通じて申請します。

申請の流れ

① BOIの公式サイトでオンライン申請

② 必要書類をアップロード

③ BOIによる審査(約30日)

④ 承認通知を受け取る

⑤ タイ大使館またはタイ国内でビザを取得

必要書類(Work-From-Thailand Professionalの場合)

□ パスポート
□ 証明写真
□ 申請書
□ 過去2年分の収入証明(源泉徴収票・契約書等)
□ 雇用契約書またはクライアント契約書
□ 職歴証明書(5年以上)
□ 健康保険証明書
□ 犯罪歴がないことの証明書

LTRビザの注意点

① 収入要件のハードルが高い

Work-From-Thailand Professionalカテゴリーの年収要件は過去2年間平均80,000米ドル(約1,200万円)以上です。

フリーランサーや収入が不安定な方には条件をクリアするのが難しいケースもあります。

② 申請に時間がかかる

審査に約30日かかるうえ、書類の準備にも時間が必要です。

余裕を持って申請することをおすすめします。

③ 制度が新しく情報が変わりやすい

LTRビザは2022年導入の新しい制度のため、条件・手続きが変更になることがあります。

申請前に必ずBOIの公式サイトで最新情報を確認してください。

LTRビザはこんな人におすすめ

✅ タイに10年単位で長期滞在したい
✅ 年収1,200万円以上のリモートワーカー
✅ 資産・年金が条件を満たすリタイア層
✅ 毎年のビザ更新の手間をなくしたい
✅ 家族でタイに移住したい


6. ビザの申請方法・必要書類

各ビザの申請方法を改めて整理します。

日本からの申請とタイ国内での申請の2パターンに分けて解説します。

申請パターンの選び方

パターンタイミング向いているケース
日本国内での申請渡航前初めてビザを取得する・確実に取得したい
タイ国内での申請タイ滞在中すでにタイに滞在中・ビザの種類変更

① 日本国内での申請(在日タイ王国大使館・領事館)

申請窓口

申請窓口所在地管轄エリア
タイ王国大使館東京都品川区上大崎3-14-6関東・東北・北海道・信越・北陸
タイ王国総領事館(大阪)大阪府大阪市北区中之島2-3-18近畿・中国・四国
タイ王国総領事館(福岡)福岡県福岡市中央区桜坂3-12-42九州・沖縄
タイ王国総領事館(名古屋)愛知県名古屋市中村区名駅4-9-8東海・北陸一部

申請の流れ

① 必要書類を準備する

② 申請窓口に書類を提出する(持参または郵送)

③ 審査(3〜5営業日)

④ パスポートにビザが貼付されて返却される

⑤ 有効期間内にタイへ入国する

申請時間・受付時間

申請受付は平日のみで、午前中に限定している窓口が多いです。

事前に公式サイトで受付時間を確認してから訪問してください。

② タイ国内での申請(イミグレーションオフィス)

タイ国内での申請は主に以下のケースで行います。

  • 観光ビザの延長申請
  • ビザなし入国からの延長申請
  • ビザの種類変更(条件による)
  • ノンイミグラントビザの年次更新
  • 90日レポートの提出

バンコクの主要イミグレーションオフィス

オフィス所在地アクセス
チャンワタナGovernment Complex、チャンワタナ通りMRTチャンワタナ駅から徒歩圏内
スワンナプーム空港スワンナプーム国際空港内空港直結
バンナーセントラルバンナー近くBTSバンナー駅近く

チャンワタナのイミグレーションについて

バンコクのメインイミグレーションオフィスであるチャンワタナは非常に混雑することで有名です。

以下のコツを参考にしてください。

✅ 朝7時台に並ぶと比較的早く手続きできる
✅ 必要書類は事前にすべて揃えておく
✅ 書類のコピーを多めに用意しておく
✅ 混雑する月曜日・祝日明けは避ける
✅ オンライン予約システムがある場合は活用する

ビザ別必要書類まとめ

ビザの種類主な必要書類
観光ビザ(TR)パスポート・写真・申請書・残高証明・航空券・ホテル予約
ノンイミグラントBパスポート・写真・申請書・招聘状・会社登記証明・雇用契約書
ノンイミグラントEDパスポート・写真・申請書・在学証明書・学校の認可証明
ノンイミグラントOパスポート・写真・申請書・婚姻証明書・残高証明
ノンイミグラントOAパスポート・写真・申請書・残高証明・健康保険証明・犯罪証明
LTRビザパスポート・写真・収入証明・雇用契約書・職歴証明・健康保険証明

書類準備の共通ポイント

① パスポートの有効期限を確認する

ビザ申請時にパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていることが必要です。

申請前に必ず確認してください。

② 英文書類が必要な場合がある

残高証明・在学証明・雇用契約書など、書類によっては英文版が必要です。

日本語のみの書類は受け付けてもらえない場合があるので注意してください。

③ コピーを多めに用意する

イミグレーションではパスポートのコピー・写真など同じ書類を複数枚求められることがあります。

余分にコピーを用意しておくとスムーズです。

④ 書類は最新のものを用意する

残高証明・在籍証明など有効期限が定められている書類があります。

古い書類は受け付けてもらえない場合があるので、申請直前に取得したものを用意してください。

よくある申請のトラブルと対策

トラブル対策
書類が不足していたチェックリストを作って事前に確認する
英文書類が用意できなかった銀行・学校に英文版の発行を依頼する
残高が基準を満たしていなかった申請前に必要残高を確認して準備する
パスポートの有効期限が足りなかった申請前にパスポートを更新する
窓口の受付時間に間に合わなかった受付時間を事前に確認・余裕を持って訪問する


7. ビザに関するよくある質問

バンコク在住者や旅行者からよく聞かれるビザに関する質問をまとめました。


Q1. 日本人はタイにビザなしで何日滞在できますか?

空路からの入国であれば30日間ビザなしで滞在できます。陸路からの入国は15日間です。延長を希望する場合はタイ国内のイミグレーションオフィスで1回のみ30日の延長申請ができます。


Q2. ビザランはまだ使えますか?

ビザランは以前ほど有効ではありません。タイ当局は同一人物による頻繁な出入国を監視しており、ビザランを繰り返していると入国拒否されるケースが増えています。長期滞在を希望する場合は正規のビザを取得することを強くおすすめします。


Q3. タイでリモートワークをする場合はどのビザが必要ですか?

厳密には、タイ国内でリモートワークをする場合は適切なビザが必要です。現時点で最も適しているのはLTRビザのWork-From-Thailand Professionalカテゴリーです。ただし収入要件が高いため、条件を満たさない場合は観光ビザで滞在しながらリモートワークをしている方も実態として多いです。ただしこれはグレーゾーンであることを認識しておいてください。


Q4. ビザの更新はタイ国内でできますか?

ビザの種類によって異なります。ノンイミグラントビザの年次更新はタイ国内のイミグレーションオフィスで手続きできます。ただし観光ビザの新規取得は基本的に日本国内の大使館・領事館での申請が必要です。


Q5. 90日レポートとは何ですか?

ノンイミグラントビザで滞在している外国人は、90日ごとにイミグレーションオフィスへ現住所を報告する義務があります。これを90日レポートと呼びます。報告を怠ると罰金が発生するので注意してください。

提出方法は以下の3つがあります。

方法特徴
直接窓口に行く確実だが時間がかかる
郵送期限の7日前までに送付が必要
オンライン便利だがシステムが不安定なことがある


Q6. タイランドエリートビザとLTRビザはどちらがおすすめですか?

目的と条件によって異なります。

項目タイランドエリートビザLTRビザ
滞在期間5〜20年最長10年
収入・資産要件なし(費用を払えば取得可能)あり(収入・資産の条件を満たす必要がある)
費用60万〜200万円程度申請料のみ(比較的安い)
ワークパーミット不要(就労不可)カテゴリーによって就労可能
おすすめ条件を問わず長期滞在したい人収入要件を満たすノマド・専門職

収入要件を満たす方にはLTRビザが費用面でお得です。条件に関係なく長期滞在したい方にはタイランドエリートビザが確実です。


Q7. オーバーステイをしてしまった場合はどうなりますか?

オーバーステイは非常に深刻なトラブルです。以下のペナルティが課せられます。

超過日数ペナルティ
1日〜1日あたり500バーツの罰金(上限20,000バーツ)
90日以上1年間の入国禁止
1年以上3年間の入国禁止
3年以上5年間の入国禁止
5年以上10年間の入国禁止

オーバーステイに気づいた場合は自主的にイミグレーションオフィスに出向いて手続きすることをおすすめします。放置すると状況が悪化します。


Q8. ビザ申請の代行サービスは利用できますか?

はい、バンコクにはビザ申請を代行してくれるエージェントが多数あります。日本語対応のエージェントも多く、書類の準備から申請までサポートしてもらえます。

ただし悪質なエージェントも存在するので、以下の点に注意して選んでください。

✅ 日本人在住者コミュニティで評判の良いエージェントを選ぶ
✅ 料金体系が明確なエージェントを選ぶ
✅ 実績・口コミを事前に確認する
✅ 不審に安い料金のエージェントは避ける


Q9. ビザの情報はどこで最新情報を確認できますか?

ビザの条件・手続きは頻繁に変更になることがあります。以下の公式情報源で最新情報を確認するようにしてください。

情報源内容
在タイ日本国大使館公式サイト日本語でのビザ情報
タイ王国大使館(東京)公式サイト申請書類・手続きの最新情報
タイ入国管理局公式サイトタイ国内での手続き情報
BOI公式サイトLTRビザの最新情報


8. まとめ|目的に合ったビザを選ぼう

ビザの種類対象者滞在期間
ビザなし入国短期旅行者30日
観光ビザ(TR)観光目的の長期滞在60日(延長で90日)
ノンイミグラントB就労・ビジネス90日〜1年
ノンイミグラントED留学・語学学校90日〜1年
ノンイミグラントO家族滞在90日〜1年
ノンイミグラントOAリタイアメント(50歳以上)1年(更新可)
LTRビザノマド・富裕層・専門職最長10年
タイランドエリートビザ長期滞在希望者5〜20年

目的別ビザ選びの最終まとめ

旅行・観光(30日以内)
→ ビザなし入国

旅行・観光(30〜90日)
→ 観光ビザ(TR)

タイで就職・会社設立
→ ノンイミグラントB+ワークパーミット

語学学校・留学
→ ノンイミグラントED

タイ人配偶者がいる
→ ノンイミグラントO

50歳以上でリタイア移住
→ ノンイミグラントOA

年収1,200万円以上のノマドワーカー
→ LTRビザ(WFT)

条件なしで長期滞在したい
→ タイランドエリートビザ

ビザ申請前の最終チェックリスト

□ パスポートの有効期限が6ヶ月以上あるか確認した
□ 自分の目的に合ったビザを選んだ
□ 必要書類をすべて揃えた
□ 英文書類が必要な場合は準備した
□ 残高証明の金額が要件を満たしているか確認した
□ 申請窓口の受付時間を確認した
□ ビザの有効期限・滞在期限をカレンダーに登録した
□ 90日レポートの義務があるか確認した

ビザに関する3つの大切なこと

① 情報は常に最新のものを確認する

タイのビザ制度は頻繁に変更になります。

この記事の情報も執筆時点のものであり、申請前には必ず在タイ日本国大使館・タイ王国大使館の公式サイトで最新情報を確認してください。

② オーバーステイは絶対に避ける

ビザの期限管理は自己責任です。

オーバーステイは罰金・入国禁止などの深刻なペナルティが課せられます。

ビザの有効期限・滞在期限を必ずカレンダーに登録して管理してください。

③ 不明な点は専門家に相談する

ビザに関して不明な点がある場合は、日本語対応のビザエージェントや行政書士に相談することをおすすめします。

特にノンイミグラントビザやLTRビザなど複雑な手続きが必要なビザは、専門家のサポートを受けた方がスムーズです。

タイのビザ制度は複雑に見えますが、自分の目的を明確にすれば取るべきビザは自然と絞られてきます。

この記事を参考に、目的に合ったビザを選んでタイでの生活・旅行を楽しんでください。

なまけねこ
なまけねこ

良いタイライフを!(ขอให้โชคดี / コーハイチョークディー)

それでは、またね👐


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