この記事はで読むことができます。
バンコクから日帰りで行ける世界遺産の街、アユタヤ。
古都の遺跡群はタイ旅行の定番ですが

どうやって行くのが一番いい?
…と悩む人も多いはず。
実は国鉄の普通列車を使えば、たった20バーツ(約100円)でバンコクからアユタヤまで行けるんです。
※最安値の場合
しかも当日でもチケット購入が可能だから、思い立ってアユタヤまで行くこともできちゃいます。
この記事では、「バンコクからアユタヤへ国鉄電車で行く方法」を徹底解説します。
料金や予約方法、当日の流れ、持ち物チェックリストまでまとめているので、初めての方でも安心して鉄道旅を楽しめます。
ツアーやタクシーも安全だけど、格安で行けてローカル感も味わえる国鉄旅も最高に楽しいです!
バンコクからアユタヤへは日帰りも可能ですが、余裕をもって1泊2日がおすすめです。

アユタヤに国鉄で行きたい!
と考えているなら、事前に記事を見ていけばお役に立てると思います。
☟この記事を読めば以下のことがわかります。
- バンコクからアユタヤへの国鉄の料金
- バンコクからアユタヤへの国鉄のスケジュール
- バンコクからアユタヤへの国鉄の予約方法
Profile
☟クリックしたら気になる項目にひとっとび
2025年6月に訪問した実体験をもとに記載しています。最新情報と異なる場合がありましたら申し訳ありません。為替レートは1バーツ=5円で換算しています。
はじめに:バンコクからアユタヤへ電車で行く魅力は?

タイ旅行の定番スポットといえば、世界遺産の街アユタヤ。
バンコクからわずか80kmほどの距離にあり、日帰り観光にもぴったりです。
アクセス方法はいくつかありますが、なかでもおすすめなのがタイ国鉄の電車。
電車で行く魅力は、なんといっても安いのとローカル感を味わえるところ!
普通列車の扇風機つきの片道20バーツに乗ればほとんどがタイ人で外国人は少数。
さらに、車窓からは田園風景や地元の暮らしが垣間見え、バスやタクシーでは味わえない「旅の空気」を感じられます。
アユタヤ駅に着けば、市内までは近いのでトゥクトゥクやレンタサイクルで遺跡巡りへすぐに出発できます。
つまり、バンコクからアユタヤへ電車で行くことは、「安い・便利・旅情がある」三拍子揃った移動手段です。
観光の始まりからワクワクできる、そんな魅力が詰まっています。
バンコクからアユタヤまでのアクセス方法

バンコクからアユタヤまでは約80km。
日帰り観光にもぴったりの距離で、国鉄以外にもいくつかアクセス方法があります。
- 料金:普通列車なら片道20バーツ(約80円)から。
- 所要時間:約1時間半〜2時間。
- 魅力:格安で旅情たっぷり。渋滞の心配もなく、アユタヤ駅から市内観光へすぐに出発できる。
- 料金:片道約60〜100バーツ。
- 所要時間:約2時間。
- 発着:バンコク北バスターミナル(モーチット)から出発。
- 特徴:本数が多く、座席も快適。ただし渋滞に巻き込まれる可能性あり。
- 料金:片道約70〜100バーツ。
- 所要時間:約1時間半〜2時間。
- 特徴:バスより小回りが利くが、座席が狭く揺れやすい。
- 料金:片道約1,000〜1,500バーツ。
- 所要時間:約1時間半。
- 特徴:ドアツードアで快適。グループ旅行なら割り勘で便利。
- 料金:1日ツアーで1,500〜3,000バーツ程度。
- 特徴:移動+観光ガイド付き。効率よく遺跡を回れる。

バンコクからアユタヤへは、「安さ重視なら電車」「快適さ重視ならバスやタクシー」「効率重視ならツアー」と選択肢が豊富。
旅行スタイルや予算に合わせて最適な方法を選ぶのがポイントです。
国鉄電車の料金と座席クラス

バンコクからアユタヤへ向かう国鉄電車には、4つの列車クラスと、3つの座席クラスがあり、料金も大きく変わります。
旅行スタイルや予算に合わせて選べるのが魅力です。
タイ国鉄(SRT)の列車は大きく以下のように分類されています。
| 英語表記 | 日本語訳 | 特徴 |
|---|---|---|
| Special Express | 特急 | 停車駅が少なく、寝台やエアコン車両あり。料金は最も高い。 |
| Express | 急行 | 主要駅に停車。寝台やエアコン車両が多い。 |
| Rapid | 快速 | 普通列車より速い。主要駅+一部の小駅に停車。 |
| Ordinary Train | 普通列車 | ほぼ全駅に停車。3等席中心、料金は最安(例:バンコク〜アユタヤ20バーツ)。 |
| 座席クラス | 料金目安 | 快適さ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 3等席 | 約20バーツ | ★☆☆ | ローカル感、最安値 |
| 2等席 | 約200〜300バーツ | ★★☆ | エアコンor扇風機、指定席 |
| 1等席 | 約400〜500バーツ | ★★★ | 広々、エアコン完備 |

3等席
- 料金:片道20バーツ前後(約80円)
- 特徴:木製やクッションなしの座席、エアコンなし。窓を開けて風を感じながら乗る昔ながらのスタイル。
- メリット:とにかく安い!旅情たっぷりでローカル気分を味わえる。
- デメリット:混雑時は座れないこともあり、快適さは最低限。
2等席
- 料金:片道約200〜300バーツ(約800〜1,200円)
- 特徴:クッション付き座席、扇風機またはエアコンあり。指定席が多く、比較的快適。
- メリット:座席が確保できる安心感。長時間でも疲れにくい。
- デメリット:普通列車に比べると料金は高め。
1等席
- 料金:片道約400〜500バーツ(約1,600〜2,000円)
- 特徴:エアコン完備、広めの座席。寝台列車の場合は個室や2人用コンパートメントもある。
- メリット:快適さ重視の人におすすめ。
- デメリット:料金が高く、短距離移動にはやや割高感あり。
| 列車の種類 \ 座席クラス | 2等席 | 3等席 |
|---|---|---|
| Rapid(快速) | 61THB(扇風機) 391THB(下段、エアコン) 321THB(上段、エアコン) | 20THB(扇風機) |
| Express(急行) | 241THB(エアコン) | 20THB(扇風機) |
| Special Express(特急) | 261THB(エアコン) | – |
列車によって座席の値段は変動します。1等席の費用目安は1,000THB以上。

扇風機で大丈夫!
という場合は、快速か急行の3等車を選べば費用をおさえることができます。
- 最安&ローカルを味わいたいなら、普通列車の3等席(20バーツ)
- 快適さ重視なら特急や快速の扇風機付き(200〜300バーツ程度)
- 観光に便利なのは午前中の便(到着後すぐに遺跡巡りができる)
バンコクからアユタヤ行きの国鉄電車のスケジュール

バンコクからアユタヤ行きの国鉄電車は、早朝から夜まで1日10本以上運行されています。
普通列車なら片道20バーツ前後で、所要時間は約1時間半〜2時間です。
- 出発駅:Krung Thep Aphiwat(クルンテープ・アピワット駅)
- 到着駅:Ayutthaya(アユタヤ駅)
国鉄のバンコクの主要駅は、かつてはフワランポーン駅(旧バンコク中央駅)でしたが、現在はクルンテープ・アピワット中央駅(旧バンスー中央駅)になっています。
| 出発時刻 | 到着時刻 | 列車の種類 |
| 06:10 | 06:58 | SPECIAL EXPRESS DRC. |
| 07:10 | 08:27 | RAPID |
| 07:30 | 08:21 | SPECIAL EXPRESS DRC. |
| 07:50 | 08:57 | RAPID |
| 08:45 | 09:41 | EXPRESS |
| 10:35 | 11:30 | EXPRESS |
| 14:15 | 15:18 | RAPID |
| 18:40 | 19:43 | SPECIAL EXPRESS CNR. |
| 19:25 | 20:25 | RAPID |
| 20:05 | 21:07 | SPECIAL EXPRESS |
| 20:25 | 21:38 | SPECIAL EXPRESS CNR. |
| 20:45 | 21:48 | RAPID |
| 21:05 | 22:01 | SPECIAL EXPRESS CNR. |
| 21:25 | 22:29 | RAPID |
| 22:30 | 23:36 | EXPRESS |
| 23:05 | 00:16 | RAPID |
所要時間は列車種別によって異なり、特急で約1時間半、普通列車で約2時間です。
午前3時~5時半までに8本運行があります。通勤用かな?旅行者は乗らないと思うので割愛しています
| 出発時刻 | 到着時刻 | 列車の種類 |
| 06:21 | 07:30 | RAPID |
| 13:08 | 14:10 | EXPRESS |
| 15:39 | 16:35 | EXPRESS |
| 16:04 | 17:10 | RAPID |
| 16:41 | 18:00 | RAPID |
| 16:50 | 17:40 | SPECIAL EXPRESS DRC. |
| 18:59 | 20:05 | RAPID |
| 21:22 | 22:15 | SPECIAL EXPRESS DRC. |
- 列車は遅延することもあるため、時間に余裕を持つ。
- チケットは当日駅窓口でも購入可能だが、観光シーズンは混雑するため早めに確保がおすすめ。
- 出発駅が「フワランポーン」か「クルンテープ・アピワット中央駅」かを必ず確認。
タイ国鉄チケットを購入する方法(事前予約、当日)

バンコクからアユタヤなどへ電車で移動する際に必要な タイ国鉄チケット。
購入方法は大きく分けて「事前予約」と「当日購入」の2種類があります。旅行スタイルや予定に合わせて選びましょう。
- 公式サイト(State Railway of Thailand)
- 英語対応あり。クレジットカードで決済可能。
- 予約完了後、メールで確認書が届き、駅でチケットを受け取ります。
- 公式アプリ(SRTアプリ)
- スマホから直接予約・決済が可能。QRコードチケットを提示して乗車できます。
- 旅行代理店やオンライン予約サイト(12goなど)
- 日本語対応やサポートがあるため安心。
- 手数料が上乗せされる場合あり。
メリット:座席を確保できるので混雑時でも安心。
デメリット:キャンセルや変更が難しい場合がある。
一番上からログイン・会員登録をします。
「Round-trip(往復)」と出発駅・到着駅、日付、人数を選択して検索します。
- 出発駅:Krung Thep Aphiwat(クルンテープ・アピワット駅)
- 到着駅:Ayutthaya(アユタヤ駅)

出発時間と列車タイプを選択します。

何等席で、扇風機かエアコンかで料金は変わります。
電車によって値段は変動します。最安値は20バーツです。


座席を選択します。
タイではお坊さんに女性が近づくことはよくないので、女性は黄色の「Monk(お坊さん)」の隣の席は避けた方がよいです。

そのあと、支払方法を選択して完了です!
- 駅窓口で購入
- バンコクの主要駅(クルンテープ・アピワット中央駅、フワランポーン駅など)で直接購入可能。
- 普通列車(3等席)は当日でもほぼ購入できます。
- 自動券売機
- 一部駅に設置。英語表示あり。
メリット:気軽に購入でき、予定変更にも柔軟。
デメリット:特急や人気便は売り切れることがある。
- パスポート提示が必要(外国人の場合)。
- 現金払いが基本(駅窓口)。クレジットカードは事前予約で利用可能。
- 混雑シーズン(年末年始・祝日)は早めの予約が安心。
- 確実に座席を確保したいなら事前予約(公式サイト・アプリ・代理店)。
- 気軽に行きたいなら当日購入(普通列車ならほぼ問題なし)。
タイ国鉄に乗るときの当日の流れ・持ち物

国鉄で移動する際の、当日の駅での流れや必要な持ち物を知っておくと安心です。
- 駅に到着(出発の1時間前がおすすめ)
- 大きな駅では混雑するため、余裕を持って到着しましょう。
- チケットを当日購入する場合は窓口へ。
- チケット購入または受け取り
- 当日購入:窓口で行き先を伝え、現金で支払い。
- 事前予約:メールやアプリのQRコードを提示、または窓口で紙チケットを受け取る。
- 改札・ホームへ移動
- 駅員にチケットを見せてホームへ。
- 大きな駅では案内板が英語表記もあるので安心。
行きに乗った普通電車。クルンテープ・アピワット駅のホーム。

帰りに乗った快速電車。アユタヤ駅のホーム。

- 乗車・車内の過ごし方
- チケットに書いている番号の席に座る。
- 扇風機や窓からの風で涼むスタイル。飲食は持ち込み可能。

- 到着後の流れ
- アユタヤ駅に到着したら、トゥクトゥクやレンタサイクルで観光地へ。
- 駅から市内中心部は近いので安心!
アユタヤ駅には猫ちゃんがいっぱいいました。

- 必須
- パスポート(外国人は提示を求められる場合あり)
- 現金(小額紙幣やコイン。駅窓口はカード不可が多い)
- チケット(紙またはQRコード)
- あると便利
- 飲み物(ペットボトル水)
- 軽食(駅や車内で買えるが持参すると安心)
- ハンディファンや扇子(普通列車はエアコンなし)
- 観光用
- カメラやスマホ
- 日焼け止め、帽子(アユタヤ観光は屋外が中心)
- モバイルバッテリー
- ウェットティッシュ(トイレットペーパーがない場合あり)
タイ国鉄に乗る当日は、
- 早めに駅へ行く
- 現金を用意する
- パスポートを持参する
の3点が大切です。
持ち物を準備して、ローカル鉄道旅を安心して楽しんでください!
国鉄旅を楽しむための注意点とQ&A

- タイの入国時にWeb申請(TDAC)が必要:日本人はタイ入国にVISAは不要ですがタイ入国時に入国フォームの提出が義務づけられました。(2025年5月~)タイ出入国管理局HPより申請できます。
- 蚊の対策は万全に:デング熱のリスクがあるため、虫よけは必須!
- 狂犬病に気を付けて:野良犬・猫・リスは狂犬病菌を持っている可能性あり。近づかない・触らないのが安全です。
- 寺院観光の際は服装に気を付けて:寺院観光の際は、肌の露出を抑えた服装が望ましいです。膝・肩が隠れる服装にしましょう。
- パスポートを忘れずに:タイ国内旅行でもバンコクからアユタヤ行きのチケット購入の際にパスポート提示を求められる場合があります。パスポート携帯をお忘れずに!
- 日本人はタイ入国にビザが必要?
- 日本人はタイ入国にビザ不要です。ただし、タイ入国時にタイ出入国管理局HPよりパスポート情報などを記載した入国カードを提出する必要があります。(2025年5月~)提出していないと空港のイミグレで止められるので注意。
- クレジットカードは使える?
- バンコクなど都心部では基本的に使えますが、市場やナイトマーケットは現金払いが中心です。アユタヤでは現金のお店が多いので、現金を用意しておくと安心です。
- タイ旅行には何円分(何バーツ分)両替していくと安心?
- ホテル代別で1日3,000バーツ(約15,000円)ほどが目安です。市場や屋台飯などローカル中心だと安いですが、寺院観光やレストランは割とお金がかかります。バーツ高円安が急速に進んでいるので、以前に比べて割高に感じるはず。
- タイ・アユタヤの治安はどう?
- 身の危険を感じることはほぼないです。流しのタクシーやトゥクトゥクのぼったくりには注意してください。
- タイ・アユタヤではGrabなどのタクシー配車アプリ使える?
- アユタヤでもタクシー配車アプリ(Grab, Bolt)が使えます。日本で登録していくことをおすすめします。現地で登録するにはタイの電話番号が必要なので注意!SIM購入の際は電話番号付きのものをおすすめします。
- アユタヤ料理はなにが有名?
- 川エビのグリルが有名です。一番有名なお店は「バーンマイリムナーム(Baan Mai Rim Nam)」です。また、アユタヤ名物のお菓子・ロティサイマイは賞味期限が短く、アユタヤ以外ではなかなか見かけないのでぜひ食べてみてほしいです。糸状のカラフルな砂糖をクレープのような生地でくるんで食べるお菓子です。


まとめ:バンコクからアユタヤへの国鉄旅はおすすめです!

バンコクからアユタヤへの国鉄旅は、安さ・気軽さ・ローカル感がそろった移動手段です。
片道わずか20バーツから乗れる普通列車は、バックパッカーや学生旅行にぴったり。
窓から差し込む風やローカルな雰囲気は、バスやタクシーでは味わえない特別感を味わえるはず。
特急や快速を選べば快適さも確保できるので、暑いのが苦手な人でも大丈夫!
駅から市内観光へのアクセスも簡単で、日帰りでも十分にアユタヤの世界遺産を楽しめます。
つまり、バンコクからアユタヤへの国鉄旅は、コスパ抜群で旅気分を満喫できて最高に楽しいです!
初めてのタイ旅行でも安心して挑戦できるので、ぜひ次の旅では電車に揺られてアユタヤへ出かけてみてください。

アユタヤへの国鉄旅楽しんでね~!
それでは、またね👐
\\\ KlookはeSIM安いからおすすめ!///
\\\ チケット事前予約で安くなるとこと多いよ! ! ///
もしKlook未登録の場合、こちらのリンクから新規登録してもらえれば500円が必ずもらえます。もしよろしければご活用ください!
☟タイの記事まとめ
☟タイ以外の国内・海外旅行の記事まとめ
☟HOMEに戻る

当HP内の全部の記事をキーワードで検索ができます。
「サファリワールド」「テーマパーク」「穴場」みたいな知りたい情報が検索にひっかかる…かも。


























