
バンコク観光、もうお寺は飽きたよ~!
となげいているあなたに伝えたい!
バンコク観光といえば寺院やマーケットが定番だけど、「タイ全土を1日で旅できる」穴場スポットがあるのをご存知でしょうか?
それが、バンコク郊外にある巨大テーマパーク型博物館「The Ancient City(ムアンボーラン / เมืองโบราณ)」です。
タイ各地の歴史的建築物や神話の世界を再現した幻想的な空間が広がり、写真映えまちがいなし!
スクンビットエリアから1時間半ほどかかりますが、一度は行ってみてはどうでしょうか?
プチ旅行気分で非日常を味わえます。
☟この記事を読めば以下のことがわかります。
- The Ancient City(ムアンボーラン)のチケット料金・割引情報
- The Ancient City(ムアンボーラン)の見どころ
- The Ancient City(ムアンボーラン)を訪れるときの注意事項
バンコク旅行の新しい選択肢として、ぜひ参考にしてみてください!
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☟クリックしたら気になる項目にひとっとび
2025年10月時点の公式サイト掲載情報です。ご来園される前に念のため公式サイトで料金・時間をご確認ください。為替レートは1バーツ=4.7円で換算しています。
はじめに:The Ancient City(ムアンボーラン)ってどんな場所?

タイ・バンコク郊外にある「The Ancient City(ムアンボーラン)」は、世界最大級の屋外型テーマパーク兼博物館です。

別名なんでこんなに違うの?
と思って調べてみたところ、英語表記かタイ語表記かということでした。
- 英語表記が「The Ancient City」(意味:古代都市)
- タイ語表記の「Muang Boran」をカタカナ読みしたのが「ムアンボーラン」
タイ語で「Muang(เมือง)」が「都市」、「Boran(โบราณ)」が「古代の」という意味です
広大な敷地には、タイ各地の歴史的建築物や寺院、宮殿、遺跡などのミニチュア版が精巧に再現されています。
まるでタイ全土を一日で旅するような体験ができるのが魅力!
その分、めっちゃくちゃ広いので注意!
- 敷地面積:約1.2平方キロメートル(東京ディズニーランドの約2.4倍)
- 建築物数:120以上
- 再現スケール:実物の約1/3サイズが中心。中には実物大の建築もあり
- エリア構成:タイの地域別(北部・中部・南部・東北部・西部)に分かれたゾーンで、各地の代表的建築物を再現
近年、文化・歴史・建築・写真映えスポットが一度に楽しめる穴場観光地として、注目を集めています。
☟The Ancient City(ムアンボーラン)はこんな人におすすめ
- タイの伝統建築や神話に興味がある人
- 混んでいない場所で静かに過ごしたい人
- 家族旅行や女子旅
| 営業時間 | 毎日 9:00〜19:00(チケット販売は18:00まで) |
| 定休日 | なし |
| アクセス | BTSケーハ駅からシャトルバスorタクシー |
| 公式サイト | ムアンボラン博物館 – 古代都市世界最大の私立野外博物館 | |
The Ancient City(ムアンボーラン)のアクセス方法

The Ancient City(ムアンボーラン)は、バンコク中心部から約30km南東に位置するサムットプラカーン県にあります。
このテーマパークへは、電車とタクシーを組み合わせてアクセスするのが一般的です。
最も便利なのが電車!
BTSスクンビット線(グリーンライン)で終点「ケーハ駅(Kheha Station)」まで行くルートです。
アソーク駅やサイアム駅など、バンコク中心部から乗車できます。
スクンビットエリアから約1時間~1時間15分で到着できます。
ただし、ケーハ駅から徒歩でいけないのが残念なところ…。
ケーハ駅からムアンボーランまでは約4kmあります。
- 無料シャトルバス
- タクシー
でアクセスする必要があります。約10分で到着します。
スクンビットエリアから直接タクシーで向かうことも可能です。
所要時間は約45分〜1時間、料金は片道300〜500バーツ程度が目安です(渋滞状況による)
Googleマップで検索する場合は以下のいずれかでヒットすると思います。
- 「ムアンボーラン」
- 「Muang Boran」
- 「The Ancient City Thailand」
The Ancient City(ムアンボーラン)のチケット料金・割引情報![]()

The Ancient City(ムアンボーラン)のチケットは、毎度のことながらタイ人料金と外国人料金に分かれています。
| チケット料金 | |
|---|---|
| 大人・15歳以上 | 400バーツ(約1,880円) |
| 子ども(6~14歳) | 200バーツ(約940円) |
| チケット料金 | |
|---|---|
| 大人・15歳以上 | 800バーツ(約3,760円) |
| 子ども(6~14歳) | 400バーツ(約1,880円) |
タイ在住外国人はワークパーミットかビザ提示でタイ人料金が適用されます。パスポートをお忘れなく!
タイの観光地では、ほかにも在住者割引がきくところがたくさんあります。
有名どころは、ドリームワールド・サファリワールド・チョコレートヴィルです。
テーマパーク系に行かれるときは、タイ在住の方はぜひともパスポートを持って行ってくださいね!
また、変な話なんですが、タイ人料金よりもKlookでチケットを事前購入した方が安いんです。
Klookでチケット価格を見ると380バーツ(約1,786円)になっています。
| Klookで事前購入した場合 | チケット料金 |
|---|---|
| ムアンボーラン | |
| エラワン博物館 | |
| ムアンボーラン+エラワン博物館 |
近くの穴場観光スポット「エラワン博物館」とのセットだとよりお得に購入できます。
※時期によって料金変わるかもしれないので要確認

えっ!なんで?!半額以下?!
って感じなんですが、とりあえずタイに住んでいる方も住んでいない方もチケット事前購入がおすすめです!!!
\\\チケット事前予約で46%OFF! ///
\\\ タイの現地ツアーなんでもある! ///
もしKlook未登録の場合、こちらのリンクから新規登録してもらえれば500円が必ずもらえます。もしよろしければご活用ください!
Klookのチケットではオーディオ・ガイドのレンタル料が含まれているとなっていましたが、現地では追加で50バーツ払うように言われました。
英語・中国語・タイ語・韓国語のオーディオガイドあり。日本語ガイドはなし。
一部情報では日本語のオーディオガイドもあると見た気がするのですが、なくなってしまったのかもしれません。悲しい…。
The Ancient City(ムアンボーラン)の園内の移動手段

ムアンボーランは、東京ドーム約25個分の広さを誇る巨大テーマパーク。徒歩での移動も可能ですが、効率よく回るには園内の移動手段を活用するのが必須です。以下に、主な移動方法とそれぞれの特徴をご紹介します。
園内の移動には3つの選択肢があります。(有料)
- 自転車
- ゴルフカート
- トラム
徒歩でも可能っちゃ可能ですが、あまりにも広すぎて全然回れないので少なくとも自転車はレンタルした方がいいと思います。

| 移動手段 | 料金目安 |
|---|---|
| 自転車 | 150バーツ / 1日 デポジット200バーツ、鍵返却で返金 |
| ゴルフカート ※免許証・パスポート必要 | ・2人乗り:200バーツ / 最初の1時間 ・4人乗り:350バーツ / 最初の1時間 +1時間ごとに100バーツ |
| トラム | 20バーツ / 1区間 |
2025年10月時点の料金です。よく料金体系が変わるようなので、あくまで参考までにご覧ください。
免許証とパスポートはくれぐれも忘れずにお持ちください!
私はなにも調べず行ったため、パスポートも免許証も持っていませんでした。
まぬけすぎる…。
対応する人によって変わるかもしれませんが、私が受付の人から言われたことはこちら☟
- 免許証とパスポートが必要
- 免許証は実物でないとダメ。写真NG
- 免許証は国際免許でなくても日本のものでも可
- 免許証もパスポートもないなら、デポジット5,000バーツ払えば貸してもいい

デポジットとはいえ5,000バーツ!?ほんとに返ってくるの?
と思った私はゴルフカートを諦めました。
トラムも止まるたびお金を払うのが嫌だったので、泣く泣く自転車に。
結果、自転車だとめっちゃくちゃ暑いし広いし、熱中症寸前でした…。
4時間かけて全部まわれず…。
みなさまはゴルフカートがおすすめです。
The Ancient City(ムアンボーラン)の全体図・おすすめスポット

ムアンボーランの入口は地図の下側(タイ北部)です。
黄色いエリアが無料エリア、青色のエリアに入るのにチケットを提示して入ります。
タイ伝統衣装をレンタルして撮影もできます。
あまりに広いので、あらかじめ絶対に見たい建築物は要チェックです!
以下に、個人的に行ってよかった、おすすめスポットをご紹介します。
地図上の番号と場所名を記載しています。
10. The Old Market Town(ザ・オールドマーケットタウン)
古代タイの商業都市で、活気ある市場文化と多民族共生の雰囲気を体験できるエリアです。
タイ北部のターク県(Tak)にあった実在の古い市場町「ตลาดบก(タラート・ボック)」をモデルにしています。
建物の一部は実際に移築されたものもあるとされており、古材を使って再構築された店舗や住居もあるんだとか。

バリ島とかリゾート地っぽい!

駄菓子屋さんやお土産屋さんもあって、歩いているだけで楽しい…!

Buddhavas of the Substanceless Universe (ブッダヴァス・オブ・ザ・サブスタンスレス・ユニバース)
「14. Prasat Phra Wihanat(プラサート・プラ・ワタナート)」寺院の奥にあります。
「Buddhavas」は「仏の住まう場所」、「Substanceless Universe」は「実体のない宇宙」を意味し、物質を超えた精神世界や悟りの境地を表現しています。

建物全体が金色で彩られていて、ピカピカに輝く姿はまさに神秘的!
こちらは実際にタイ国内に存在する歴史的建築物ではなく、ムアンボーランのために創作された空想上の建物です。
内部には、過去・未来の仏陀像が安置されています。合計で38体の仏像が並び、仏教の壮大な宇宙観を表現してるんだとか。

27. Sanphet Prasat Palace,Ayuttaya(サンペット プラサート パレス アユタヤ)
タイ・アユタヤ王朝時代の王宮の中心的建築であり、ムアンボーラン(古代都市)で精巧に復元された歴史的建造物です。
実際の建物はビルマ(現ミャンマー)の侵攻により焼失してしまいましたが、歴史的証拠に基づいて再現されました。

内部に入ると、圧巻の黄金の部屋!
大仏様だけでなく部屋中キラキラに輝いています。

壁も螺鈿やタイルの細かいデザインでぎっしり埋め尽くされており、あまりの精巧な作りに驚きました。


45. The Floating Market(水上マーケット)
タイの昔ながらの生活風景を再現したエリア。
水辺に浮かぶ家屋や木造の橋、伝統的な市場の風景がノスタルジック。

クイッティアオなどの屋台飯や、カフェ、ワークショップ、お土産屋など。
いろいろお店があって、本当の水上マーケットみたいで楽しかったです!
ちょうど真ん中あたりにあるのでここでお昼ごはんにするがおすすめです!

近くにゾウに乗れるスポットもありました。

私は朝10時~14時頃までThe Ancient City(ムアンボーラン)にいたのですが、あまりに広くて全部まわり切れませんでした…。
行けていないのですが、以下のような建築物も有名です。
102. Sumeru Mountain(シュメール マウンテン)
タイ神話に登場する「須弥山(スメール山)」と、巨大な魚(アーノン)の口から入るユニークな構造が特徴。
まるで物語の中に入り込んだような体験ができます。
こちらも架空の建造物です。

110. Pavilion of the enlightened(エンライトンメント・パビリオン)
「悟りを開いた500人の僧侶」の物語をテーマにした建築物です。
タイの仏教思想に基づき、異なる背景や行いを持つ人々でも悟りに至ることができるという教えを表現しています。
水面に映る緑と黄金のパビリオンは大乗仏教の建物で、ムアンボーランの中でも特に人気の撮影スポットです。
こちらも架空の建造物です。

「広すぎて見どころわからん!」となった時は、地図にカメラマーク📷がついている場所を選べばまちがいなしです!そこがフォトスポット!
The Ancient City(ムアンボーラン)を訪れるときの注意事項

上でも書きましたが、ゴルフカートを借りるためのIDはお忘れなく!
また、屋外テーマパークということもあり、ほぼほぼ外です。異常に暑いです。
熱中症対策はくれぐれも入念にしてくださいね。
- パスポートと免許証
- 帽子、サングラス、水
敷地がかな~り広く、徒歩や自転車での移動が多いため、歩きやすい靴と通気性の良い服装がおすすめ。
一部の建築物は宗教的な意味を持つため、露出の多い服装は避けるのがマナーです。
チケットは事前購入すると53%OFFとかなりお得です!
当日でもネット購入できるので、行く前にぜひご購入ください!
\\\チケット事前予約で53%OFF! ///
\\\ エラワン博物館とのセットもおすすめ! ///
敷地がとにかく広いので、最低でも3〜4時間は必要です。
私は4時間いたんですが、全然まわり切れませんでした…。
全部見るなら半日~1日かかります。
エラワン博物館とのセットツアーも人気ですが、じっくり見るなら別日に訪れるのがおすすめです。
The Ancient City(ムアンボーラン)まとめ
ムアンボーランを訪れてまず驚いたのは、そのスケールの大きさ。
地図を見たときは「広そうだな」くらいの感覚だったのに、実際に歩いてみると、本当にタイ全土を旅しているような感覚になります。プチ旅行気分!
北部の寺院から南部の水上家屋まで、どこを切り取っても絵になる風景ばかり!
写真を撮る手が止まりませんでした。

全部まわれなかったのが残念でなりません…。
次回行くなら、絶対パスポートと免許証を持参してゴルフカートでめぐろうと心に誓いました。

The Ancient City(ムアンボーラン)を訪れる際には忘れずに予約していってね~!
\\\チケット事前予約で53%OFF! ///
\\\ エラワン博物館とのセットもおすすめ! ///
それでは、またね👐










