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バンコクから3時間で行ける世界自然遺産、カオヤイ国立公園。
タイで最初に指定された国立公園であり、熱帯雨林や草原が広がる大自然の中で、滝巡りやトレッキング、野生動物との出会いを楽しめる人気スポットです。
私自身

カオヤイ国立公園に行きたい!
と思い立ったのですがなんせ情報が少ない…。
不安ながらも行ってきた実体験をもとに、カオヤイ国立公園のトレッキングについてまとめました。
「車なしでもアクセスできる?」
「入園料はいくら?」
「初心者でもトレッキングできる?」
そんな疑問に答えるべく、本記事ではカオヤイ国立公園へのアクセス方法・入園料・トレッキングルート・地図付きの見どころ・ツアー参加のメリット・持ち物チェックリストを記載しています。
初めて訪れる人もリピーターも、この記事を読めば安心してカオヤイの大自然を満喫できるはず。
次の週末旅行やタイ観光の計画に、ぜひ役立ててください。
☟この記事を読めば以下のことがわかります。
- カオヤイ国立公園へのアクセス
- カオヤイ国立公園のトレッキングルート
Profile
☟クリックしたら気になる項目にひとっとび
2025年6月に訪問した実体験をもとに記載しています。最新情報と異なる場合がありましたら申し訳ありません。為替レートは1バーツ=5円で換算しています。
はじめに:カオヤイ国立公園とは?

カオヤイ国立公園は、タイで最も有名な自然保護区のひとつで、世界自然遺産にも登録されている広大なジャングルエリアです。
バンコクから車で約3時間とアクセスしやすく、週末旅行や日帰り観光にも人気があります。
園内には熱帯雨林や草原が広がり、象やシカ、サル、さらには野鳥など多様な野生動物が生息。
滝や展望台、トレッキングルートも整備されていて、初心者から本格派まで楽しめるのが魅力です。
また、カオヤイはタイ国内で最初に指定された国立公園でもあり、自然保護の象徴的存在。
豊かな生態系を守りながら観光客に開放されているため、自然と人との共存を体感できる場所でもあります。
カオヤイ国立公園へのアクセス方法

カオヤイ国立公園はバンコクから約150km、車で3時間ほどの距離にあります。
アクセス方法は大きく分けて 車・公共交通機関・ツアー の3種類です。
- 所要時間:バンコクから約3時間
- ルート:バンコク → パクチョン(Pak Chong) → カオヤイ国立公園ゲート → ビジターセンター
- 高速道路を使えばスムーズで、園内の移動も自由。自家用車かレンタカー利用が一般的です。
ビジターセンターに行くと、地図をもらえ、ガイドの申込ができます。

- 鉄道:バンコク(フアランポーン駅)からパクチョン駅まで約3時間半。駅からはタクシーやソンテウで公園入口へ。
- バス:モーチット北バスターミナルからパクチョン行きのバスが運行。所要約3時間。到着後はタクシーやバイクタクシーを利用。
- 注意点:公園入口からビジターセンターやトレッキングルートまでは距離があるため、公共交通だけでは不便。現地でタクシーやバイクを手配する必要があります。
- バンコク発の日帰りツアーや、パクチョン発の半日〜1日ツアーが多数。
- ガイド付きでトレッキングや滝巡りを楽しめるため、車なしでも安心。
- 料金は内容によって異なりますが、1人1,500〜3,000バーツ程度が目安。
- 車あり → レンタカーで自由に移動できるのがベスト。
- 車なし → 鉄道やバスでパクチョンまで行き、そこからタクシーやツアーを利用。
- 初めて訪れるなら ツアー参加が最も安心。
カオヤイ国立公園の入園料と営業時間


- 外国人
- 大人:400バーツ
- 子ども:200バーツ
- タイ人
- 大人:40バーツ
- 子ども:20バーツ
- 駐車場利用の場合は、別途料金がかかります(自動車1台30バーツ)。
残念ながら、タイ在住者も割引はなく外国人料金を支払う必要があります。
ほかの観光地では、在住者はタイ人料金が適用される場合もあります。
- 毎日 6:00〜18:00
- 朝早くから入園できるため、野生動物観察や涼しい時間帯のトレッキングに最適。
- 夜間は閉園となるため、ナイトサファリなど特別プログラムに参加する場合は事前予約が必要です。
- チケットは入口ゲートで購入可能。現金が基本ですが、場所によっては電子決済も利用できます。
- 公園は非常に広いため、日帰りなら朝早く到着するのがおすすめ。
- 野生動物が多く生息しているため、夕方以降は安全面から入園できません。
カオヤイ国立公園のトレッキングルート・地図

カオヤイ国立公園にはビジターセンター発着の初心者向けから、ジャングルを抜ける本格派まで計7つの公式トレッキングルートが整備されています。
距離は1.2km〜8km程度で、所要時間は30分〜5時間ほど。
野生動物や滝を楽しめるルートもあり、一部ルートではガイド同行が必須です。
| トレイル番号 | 距離・時間 | ガイド |
|---|---|---|
| Trail 1 | 約1.2km / 45分 | 不要× |
| Trail 2 | 約3.0km / 2時間 | 不要× |
| Trail 3 | 約3.3km / 2時間 | 必須〇(500B) |
| Trail 4 | 約2.7km / 1時間半 | 必須〇(500B) |
| Trail 5 | 約5.0km / 3時間 | 必須〇(700B) |
| Trail 6 | 約8km / 5時間 | 必須〇 |
| Trail 7 | 約2km / 1時間半 | 不要× |

ビジターセンターに行くと、地図(表面)とルート詳細(裏面)を書いた紙がもらえます。
☟ルート詳細
- Trail 1
- コース名:Visitor Center – Kong Kaew Waterfall (Nature Trail)
- 特徴:ビジターセンター近く。吊り橋からスタートし、舗装路中心で初心者向け
- 時間:6:00 ~ 16:00
- Trail 2
- コース名:Pha Kluaymai Campground – Haew Suwat Waterfall
- 特徴:森林散策ルート。野生の猿や鳥に遭遇することも
- 時間:6:00 ~ 14:00
- Trail 3
ビジターセンターの職員さんいわく、ルート3・5がおすすめらしいです。
ということで、私はこちらを選択。
- コース名:Km.33 – Nong Phak Chi Wildlife Observation Tower
- 特徴:ジャングルの中を進むルート。野生動物に会えるかも
- 時間:8:00 ~ 14:00
「Nong Phak Chi Wildlife Observation Tower」というのがこの見晴台。
周辺の景色を一望できます。

- Trail 4
- コース名:Dong Tiew – Sai Sorn Reservoir (Mo Sing To)
- 特徴:森林と草原を抜ける本格派。ヒル対策が必要
- 時間:8:00 ~ 14:00
- Trail 5
- コース名:Dong Tiew – Nong Phak Chi Wildlife Observation Tower
- 特徴:野生動物観察に最適。クマの爪痕なども確認される
- 時間:8:00 ~ 14:00
- Trail 6 ※朝しか行けない
- コース名:Visitor Center – Haew Suwat Waterfall
- 特徴:ジャングル奥地へ。ガイド必須。遭難リスクあり
- 時間:8:00 ~ 10:00
- Trail 7
- コース名:Thai – American Friendship Trail
- 特徴:滝や展望ポイントを含む長距離ルート。経験者向け
- 時間:6:00 ~ 16:00
ガイドのおじさんはムキムキかつナイフ持ち。

えっ…そんなに危ないの?
とビビりましたが、ナイフは道にふさがるツルを切る用でした。
タイ語なのでほとんど翻訳アプリで会話しました。

- ガイド同行が推奨:特にTrail 4〜7は道が複雑で遭難リスクあり。
- 野生動物に注意:象、クマ、猿などが生息。安全距離を保つ。
- 装備必須:防虫スプレー、ヒル対策、長袖長ズボン、飲料水。
- アクセス:バンコクから車で約3時間。日帰りも可能だが、キャンプや宿泊でじっくり楽しむのがおすすめ。
まとめると、カオヤイ国立公園のトレッキングが初めてなら、歩きやすくガイドがついてくれるTrail 3か5がおすすめです。
ガイドなしで歩くのは気楽ですが、山の中は目印などもなく迷う危険性があります。
それでも自力で行きたいという場合は必ず「Yamap(山の地図をGPSなしで見れるアプリ)」などを利用して、安全に帰れるように準備していくのをおすすめします。
また、ガイドの予約は事前にしていかなくても大丈夫です。
当日ビジターセンターで申込できます。
ガイド申し込み後、ビジターセンターからルートの入口までは車でいく必要があるので、運転手さんには一言言っておくといいと思います。
カオヤイ国立公園を楽しむための注意点とQ&A

- 野生動物との距離を保つ:象やシカ、サルなどが園内に生息。近づいたり餌を与えたりしないこと。
- ヒル・蚊対策を忘れずに:雨季や湿った場所ではヒルが出やすいので、長ズボン・防虫スプレー必須。
- 天候に注意:雨季はトレッキングルートが滑りやすく危険。乾季(11月~2月)がベストシーズン。
- ゴミは持ち帰: 公園内は自然保護区。環境を守るため必ず持ち帰りましょう。
- ガイド同行がおすすめ:特に長距離ルートは道が複雑で遭難リスクあり。公式ガイドを利用すると安心。
- Q. カオヤイ国立公園は車なしでも楽しめる?
- A. 公共交通でパクチョンまで行き、そこからタクシーやツアーを利用すれば一応可能ではありますが、かなり不便です。園内も車移動になるため、現地でツアー参加やレンタカー利用が便利です。
- Q. カオヤイ国立公園の入園料はいくら?
- A. 外国人は大人400バーツ、子ども200バーツ。タイ人は大人40バーツ、子ども20バーツ。駐車場は別途30バーツです。
- Q. カオヤイ国立公園のトレッキングは初心者でも大丈夫?
- A. ビジターセンター周辺の短距離ルートなら初心者でも安心です。長距離ルートはガイド必須ですが、アップダウンはなく2~3時間ほど平たんな道を歩くだけです。ただ、足元はかなり悪いです。登山靴・長袖・長ズボン推奨。
- Q. カオヤイ国立公園で野生動物は見られる?
- A. 運が良ければ象やシカ、サル、野鳥などに遭遇可能。ただし安全距離を守ることが大切です。私が行った際はテナガザルと「ホーホー」と鳴くオオサイチョウという野鳥を見ることができました。サイチョウはカオヤイのシンボル的な動物で、白と黒の体に大きな黄色のくちばしを持っています。
- Q. カオヤイ国立公園の服装や持ち物は?
- A. 長袖・長ズボン、歩きやすい靴(できれば登山靴)、虫よけ、飲料水は必須です。ヒルが出るのでヒル避けも忘れずに。双眼鏡やカメラがあるとさらに楽しめます。
真ん中の黒いのがサイチョウです。

黒と青の見たこともない綺麗なちょうちょ。

明らかにやばそうなキノコ。

まとめ:カオヤイ国立公園で大自然トレッキングを楽しもう!

カオヤイ国立公園は、タイで最初に指定された国立公園であり、世界自然遺産にも登録されている大自然の宝庫です。
バンコクから車で約3時間とアクセスしやすく、日帰りでも宿泊でも楽しめるのが魅力です。
タイにもこんなに自然あったんだ~!と感動するはず。
- アクセスは車が便利、車なしならツアー利用がおすすめ
- 入園料は外国人400バーツ(大人)、営業時間は6:00〜18:00
- 初心者から上級者まで楽しめる7つのトレッキングルート、ガイド必須かはルートによる
- 野生動物や環境保護への配慮を忘れずに
カオヤイ国立公園は、タイ旅行で「自然を満喫したい!」という人にぴったりのスポットです。
準備を整えて訪れれば、ジャングルの奥でしか味わえない特別な体験が待っています。
この記事を参考に、大自然のトレッキングに挑戦してみてくださいね!

カオヤイでのトレッキング楽しんでね~!
それでは、またね👐
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